新聞記事の紹介
●2002年
中国とドイツの合同チームが
「鍼灸治療が不妊症の改善(16.2%増)に効果がある」
とアメリカの生殖医療学会誌で報告
●2006年 11月10日読売新聞より「不妊症の効果」
体外受精を5回以上行っても妊娠できなかった不妊症の女性114人に針治療を行ったところ、約4割にあたる49人が妊娠に至ったと、名古屋市の明生鍼灸院と明治鍼灸大の研究グループが10日、大阪市内で開かれている日本生殖医学会で報告した。
49人のうち4人は自然妊娠だったほか、30人は治療後1回目の体外受精で妊娠に成功したという。不妊治療の専門家が集まる学会で、針治療による効果を示すデータが発表されるのは珍しい。
報告された114人の治療実績は、1998年2月~2006年6月に、同鍼灸院を訪ねた不妊患者のうち体外受精を5回以上行っても妊娠しなかった女性のもので、治療は、週1~2回のペースで行われ、腹部や足などにある婦人科疾患に効果があるとされるツボを針で刺激した。
妊娠した49人の内訳は、自然妊娠4人のほか、人工授精での妊娠が1人、体外受精が44人。
このうち治療後1回目の体外受精で妊娠した30人のうち9人は、針治療の開始前に10回以上も体外受精を行いながら妊娠できなかった深刻な不妊症だった。
●2008年 2月7日
英国医師会誌「British Medical Journal」のオンライン版
鍼灸治療を受けている女性が体外受精を受けると65%も妊娠率が上がったと掲載されています。